パーソナルトレーニングのマウスピース装着

歯を食いしばる癖がある方、知覚過敏や顎関節症をお持ちの方はトレーニング中に装着を検討されることをお勧めする場合がございます。

パーソナルトレーニング中のマウスピースの役割

一昔前は、運動中の噛み合わせ改善を目的としたマウスピース着用は、パフォーマンス向上に有効などと言われていましたが、最近ではパフォーマンス向上の為に着用するというよりも、口腔内の保護を目的としてトレーニングや試合などで着用する場面がほとんどです。

一般の方のボディメイクが目的であれば、マウスピースは必ずしも必要とは限りませんが、歯を食いしばる癖が強い方や、知覚過敏の症状をお持ちの方は、念の為、トレーニング中のマウスピースの着用を歯科医師に相談して頂くと良いかもしれません。

歯ぎしりや食いしばる癖があると、歯に負荷がかかり過ぎ、欠けてしまうことがあります。

日頃そのような癖が無い方であっても、重い重量でパーソナルトレーニングを行うと知らず知らずのうちに食いしばり、気が付いたら欠けていた、ということも極稀ではありますが起こり得ます。　

万が一欠けてしまった場合は速やかに歯科を受診してください。

欠けてしまった歯は、治療しない限り治癒することはないばかりで無く、細菌の感染や炎症を起こすリスクが高まります。

歯の1番表層にあるエナメル質（白い部分）は、人体で1番硬い組織と言われている反面、摩擦には弱いとされています。

薄くなると知覚過敏などの原因となります。

エナメル質が欠損し、その下の象牙質（肌色部分）が剥き出しになると、虫歯にもなりやすくなってしまいます。

ボディメイクのパーソナルトレーニングでも知覚過敏の症状がある方、高重量を扱う方や、挙上重量を伸ばす様なトレーニングをされる方は、歯科医師にご相談の上、着用を検討されてみてください。

市販のマウスピースであっても装着されると上記リスクの予防になりますが、口腔内の形状に合わずパーソナルトレーニングに集中できない、噛み合わせがしっくり来ずパーソナルトレーニングの質が低下してしまうといった場合も見受けられます。

市販のマウスピースは安価なものも多いので、まずはそちらを試されるのも良いかもしれません。

専門医がご自身の歯形に合わせて制作したマウスピースは市販のものと比較すると、口腔内の違和感や顎関節の負荷の軽減の明確な差異が実感できます。

顎関節症をお持ちの方は初めから専門医にご相談の上、専用のマウスピースを作成されることをお勧めいたします。

土日も診療している歯科医院です。

２０時半まで診療しており、屋根付き駐車場完備で悪天候でも、遠方からも通院しやすい環境です。

当施設スタッフやこちらに通われている顎関節症をお持ちの会員様や、大会に出場されている会員様も通われている歯科医院です。

院長の山田先生はどんな質問にも患者さんが納得するまで丁寧に答えてくださいます。